ブレグジットから10年、英国経済に広がる打撃
2016年のEU離脱国民投票から10年が経過した。当時の政府は離脱決定が経済に「即時かつ深刻なショック」をもたらすと警告したが、僅差で離脱が選択された。経済専門家によれば、ブレグジットは英国経済に持続的な打撃を与え、そのダメージはこの10年で着実に累積し、いかなる利益をも大きく上回っている。
政治的混乱と首相交代の連鎖
経済的打撃に加え、政治の不安定化も顕著だ。キア・スターマー首相が2026年6月22日に辞任を発表したことで、英国は2016年の投票以来、近く7人目の首相を迎えることになる。この混乱は国民の間に後悔の念を広げている。
世論調査が示す後悔とEU再加盟への支持
最近の世論調査では、国民のほぼ半数がブレグジットは予想よりも悪い結果になったと回答し、その割合は5年前から急増した。別の調査では、EUへの再加盟を支持する人々が過半数をわずかに上回った。
経済への具体的な影響
英国経済は新型コロナウイルス禍、米大統領ドナルド・トランプの関税、ウクライナとイランでの戦争など他の要因でも打撃を受けており、ブレグジット単独の被害を正確に特定するのは難しい。しかし、複数の報告書によると、ブレグジットは貿易障壁の増加、投資の減少、労働力不足などを通じて経済に悪影響を及ぼしている。



