9月19日に開幕するアジア競技大会の選手団受け入れ人数を巡り、愛知県の大村秀章知事(大会組織委員会会長)は25日の定例記者会見で、開催都市契約で定めた1万5000人を超える対応は困難だとの認識を示した。
OCAは1万7000人以上と公表
主催するアジア・オリンピック評議会(OCA)は今月19日、選手団の規模について、選手1万1000人、関係者6000人の計1万7000人以上とホームページで公表した。
大村知事は、2018年8月にOCAと日本オリンピック委員会(JOC)などと結んだ契約で最大1万5000人と合意した点を挙げ、「開催都市契約の中でやっていて、(超過分の)予算を負担できない」「物理的に泊まるところもない」と述べ、関係各所に伝えたことを明らかにした。
日程変更で観戦事業に影響
一方、大会日程の変更が相次ぎ、学校向けの観戦事業などは対応を迫られている。大村知事は「競技の都合でこうだと言われたらいかんともしがたい」と述べつつも、「観戦を楽しみにしていた方々にご迷惑にならないようにしっかり対応していく」と別日程の提案などで対応する考えを示した。
愛知県では現時点で学校観戦3000人と親子招待事業80人に影響が出ている。
名古屋市は4月の変更で陸上競技の観戦を予定する45校1万人の行き先がなくなり、再調整の結果、2校200人が観戦を取りやめに。8月7日のバスケットボールの変更を受け、13校1700人分の観戦先を調整しているという。



