金正恩氏、駆逐艦「姜健」巡航ミサイル試験を視察 「絶対的な力」保有へ決意
金正恩氏、駆逐艦「姜健」巡航ミサイル試験視察 絶対的な力保有へ

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が今週、海軍駆逐艦「姜健(カン・ゴン)」の巡航ミサイル発射や電子戦を含む兵器試験を視察した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が5日、報じた。この試験は、金氏が国家の「戦争抑止力」強化を改めて強調し、「絶対的な力」を保有するという北朝鮮の決意を示す機会となった。

駆逐艦「姜健」の試験と金氏の指示

KCNAによると、兵器試験は3日に行われた。金氏は試験後、「駆逐艦の試験プロセスを責任ある形で完了させ、2か月以内に海軍へ就役させるよう指示を出した」と述べた。公開された写真には、黄色い帽子をかぶった金氏が幹部らに囲まれながら沿岸の監視所から兵器試験を見守る姿や、「姜健」が海上でミサイルを発射し、発射箇所から煙が立ち上る様子が捉えられている。

「姜健」は昨年5月、金氏の視察中に進水に失敗したが、その後修理され、1か月後に再進水していた。今回の試験成功は、北朝鮮海軍の戦力化に向けた重要な一歩とみられる。

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「絶対的な力」と核兵器配備の誓い

KCNAによると、金氏は国家の「戦争抑止力」を強化する必要性を再確認すると同時に、「絶対的な力」を保有するという北朝鮮の決意を示すことを誓った。2週間ほど前には、「姜健」と同じ5000トン級駆逐艦の「崔賢(チェ・ヒョン)」が就役したが、その就役式の際に金氏は、海軍に核兵器を配備し、新たに1万トン級の軍艦を開発することを誓っていた。

これらの動きは、北朝鮮が海軍力の近代化と核戦力の統合を加速させていることを示している。専門家は、金氏が「絶対的な力」を追求することで、国際社会への圧力を強めると同時に、国内での統制を強化しようとしていると分析している。

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