JR東海は1日、相模原市緑区の橋本駅前で建設工事が進むリニア中央新幹線「神奈川県駅(仮称)」について、2027年3月までとしていた工期が、約3年遅れの30年春頃まで延びる見込みと発表した。
工期延長の理由
神奈川県駅の建設工事は、地上から深さ約30メートルまでの掘削工事は終了し、駅構内の建設が進んでいる。だが、これまでの掘削工事で、想定していたより大きな土石が見つかり、搬出に適した機材の手配に時間がかかるなど、遅れが発生していた。
第2首都圏トンネルも延期
神奈川県駅の西端から相模川までの約3・6キロの地下を掘進する「第2首都圏トンネル」についても、26年9月までとしていた工期を29年9月まで延長する。
第2首都圏トンネルについては、現場でのシールドマシンの組み立てが完了し、掘進工事の準備はできているが、工事の前提となる用地取得(区分地上権)をめぐり、地権者からの同意取り付けに時間を要していることから、工事に着手できていないという。
今後の見通し
JR東海は、27年10月頃を目指して必要な用地を取得して掘進工事を始めたい考えだが、用地取得の状況によっては工期がさらに遅れる可能性もあるという。



