ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は4日、ロシアのドローンが首都キーウにあるウクライナ保安庁(SBU)本部を攻撃したと発表した。ゼレンスキー氏は、ロシア側がSBU長官の執務室を直接狙ったと非難し、SBUに対して「適切かつ具体的な報復」を指示したと表明した。
負傷者と現場の状況
キーウのビタリ・クリチコ市長は、少なくとも12人が負傷したと発表した。ウクライナのニュースサイト「ウクラインスカ・プラウダ」が公開した画像には、SBU本部の正面にある少なくとも二つの窓から黒煙が立ち上り、外に消防車が停車している様子が写されていた。
当局高官が匿名を条件にAFPに語ったところによると、SBUのオレクサンドル・ポクラド長官代理は当時、建物内にはいなかった。SBUも声明でポクラド氏は無事だと確認し、建物は「確実に修復される」とした。
和平交渉への影響
アンドリー・シビガ外相はこの攻撃を「重大なエスカレーション」と呼んだ。
ウクライナ当局によると、米国の交渉担当者であるスティーブ・ウィトコフ特使とジャレッド・クシュナー特使が、戦争中の両国間の緊張が高まる中、今週末にロシア・モスクワとキーウを訪れ、和平交渉を行う予定だという。ウクライナの高官は4日、AFPの取材に対し、ウィトコフ氏とクシュナー氏が6日にキーウを訪問する予定だと語った。2期目のドナルド・トランプ政権が昨年発足して以来、両氏がキーウを訪問するのは初めて。



