韓国国防省は26日までに、米韓両軍が9月に予定していた合同軍事訓練が中止されたと明らかにした。韓国メディアが報じた。米韓では今月実施された定例の大規模合同演習が、トランプ米大統領の指示により期間を短縮したばかり。相次ぐ合同訓練の縮小・中止により米韓同盟の即応態勢に影響が出る恐れもある。
中止が決まった「双竜訓練」とは
中止が決まったのは海からの上陸作戦を想定した「双竜訓練」。米韓の海軍、海兵隊が参加し、2年に1度行われている。韓国海兵隊の報道官によると、米側が6月、対イラン軍事作戦に伴い双竜訓練への兵力動員が制限される状況にあると通知してきた。報道官は「今後の双竜訓練の再開に関し、韓米海兵隊は緊密な協議を継続している」と述べた。
米太平洋海兵隊の説明
インド太平洋地域の海兵隊部隊を管轄する米太平洋海兵隊(司令部・米ハワイ州)は25日、産経新聞の取材に対し、訓練の中止について肯定も否定もせず、「双竜訓練への参加レベルは、韓国との調整に基づいて決定された」と説明。「個々の演習への参加は、作戦上の要請に照らし合わせて調整している」とした。
米海兵隊は対イラン軍事作戦が始まった2月以降、沖縄県に司令部を置く第31海兵遠征部隊(31MEU)を中東地域に派遣。イランの港湾を出入りする船舶に対する臨検などに当たっている。



