米国、対ロシア制裁強化へ プーチン氏側近ら追加対象に
米国、対ロシア制裁強化 プーチン氏側近ら追加

米国政府は、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、新たな制裁措置を発表した。ホワイトハウスが発表した声明によると、今回の制裁はプーチン大統領の側近や主要銀行を対象に含む、過去最強クラスの経済制裁となる。

制裁の対象と内容

制裁対象には、プーチン大統領の長年の側近とされるセルゲイ・イワノフ前大統領首席補佐官や、ニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記らが含まれる。また、ロシア最大の銀行であるズベルバンクや、VTB銀行など主要金融機関も制裁対象となった。

財務省は声明で、「ロシアのウクライナに対する不当な侵略に対応し、プーチン大統領とその側近に深刻な代償を課す」と述べている。具体的には、対象となる個人や団体の米国内資産凍結、米国人との取引禁止などの措置が取られる。

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同盟国との協調

今回の制裁は、欧州連合(EU)や英国、カナダなど同盟国と協調して実施される。バイデン大統領は演説で、「プーチン大統領が国際社会から孤立することを確実にする」と強調した。

EUも同様に、ロシアの銀行や企業への制裁を強化する方針を示している。ドイツ政府は、ロシアからの天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」の認証プロセスを停止する決定を下した。

ロシアへの影響

専門家は、今回の制裁がロシア経済に深刻な打撃を与える可能性があると指摘する。ロシアの株式市場は急落し、通貨ルーブルも対ドルで過去最安値を更新した。ロシア中央銀行は、金融システムの安定化に向けて緊急利上げを実施することを発表した。

一方、ロシア政府は反発を強めており、プーチン大統領は「制裁はロシアを弱体化させるだろうが、我々は適応する」と述べ、報復措置を示唆している。

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