2024年米大統領選挙で、共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)が勝利を確実にした。トランプ氏は11月6日未明、フロリダ州パームビーチで開かれた選挙集会で支持者に向けて勝利宣言を行い、「米国を再び偉大にする」と訴えた。
激戦州でリード、選挙人獲得数が過半数に
開票作業が続く中、主要メディアはトランプ氏が勝利に必要な270人の選挙人を獲得したと報じた。激戦州のペンシルベニア、ジョージア、ノースカロライナでリードを広げ、民主党のカマラ・ハリス副大統領(60)を上回った。AP通信によると、トランプ氏は少なくとも276人の選挙人を獲得し、ハリス氏の224人を上回った。
トランプ氏「米国の黄金時代を築く」
トランプ氏は集会で「米国の黄金時代を築く時が来た」と述べ、「我々は歴史を作った。この勝利は前例のないものだ」と強調した。また、「私は全ての米国人のための大統領になる」と語り、結束を呼びかけた。
ハリス氏、敗北認める見通し
ハリス氏はまだ敗北を認めていないが、関係筋によると、11月6日午後にも国民に向けて演説し、結果を受け入れる見通しだ。ハリス陣営は「まだ戦いは続いている」と声明を出したが、逆転は困難とみられる。
市場は反応、円安・株高に
トランプ氏の勝利確実の報道を受け、外国為替市場では円安・ドル高が進行。一時1ドル=154円台まで円安が進んだ。東京株式市場でも日経平均株価が急伸し、トランプ氏の経済政策への期待から買いが先行した。
今後の焦点:政策運営と国際関係
トランプ氏は選挙戦で、減税や規制緩和、移民制限、中国への関税強化などを訴えてきた。就任後は、これらの政策を迅速に進めるとみられる。国際的には、NATOや気候変動枠組みへの姿勢が改めて注目される。また、ウクライナ情勢や中東問題への対応も焦点となる。



