ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は21日、米国のスティーブン・ウィトコフ中東担当特使がロシアのプーチン大統領に提案した米露、ウクライナによる3者協議の再開を支持する考えを表明した。ロシアが攻撃を強める中、プーチン氏が言及した11月中旬頃よりも早期の再開が必要との認識も示した。
ゼレンスキー氏、首脳レベル会談への準備を強調
ゼレンスキー氏は通信アプリを通じ、記者団に「首脳レベルでの会談に向けた準備を整えることだ」と3者協議の意義を強調した。
ウクライナはまず停戦を実現して和平交渉を進めたい考えだが、露側はウクライナを利するとして停戦には応じない構えだ。露側はアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで実務レベルでの会合を想定し、議題も「紛争終結後のロシアとウクライナの安全保障体制の構築」と主張している。
トランプ氏は「合意に近づいている」と強調も攻撃続く
トランプ米大統領は21日、ホワイトハウスで記者団に、ウクライナを巡るロシアとの交渉が「初めて合意に近づいている」と強調した。ただ、ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」は22日、首都キーウに弾道ミサイルなどによる攻撃があり、少なくとも1人が死亡、24人が負傷したと報じた。