米通商代表部(USTR)のグリア代表は22日の上院財政委員会の公聴会で、自由貿易協定(FTA)「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の見直し交渉の長期化を示唆した。
関税削減の対象を決める原産地規則や労働環境といった重要課題に関し「来年、議会との協議も含めて時間をかけて議論したい」と語った。
年末までの取り決めも視野
一方、グリア氏は「年末までにはメキシコ、カナダ両国との何らかの取り決めをそれぞれまとめたい」とも主張。米国に対する約束の履行の改善などに向け、メキシコやカナダが実施できる措置を想定していると明らかにした。
協定延長は見送り
USMCAを巡っては、今月1日の3カ国協議で2042年までの協定の延長に合意せず、原産地規則などについて交渉を続けることになった。



