米専門家ハル・ブランズ氏「中国は10年前よりはるかに危険」と警告
米専門家「中国は10年前よりはるかに危険」と警告

米国の外交専門家ハル・ブランズ氏は、中国は10年前よりはるかに危険な存在になったと警鐘を鳴らす。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究院特別教授で、著書『デンジャー・ゾーン 迫る中国との衝突』でも知られる同氏は、中国が軍事力と経済的強制力を高め、台湾統一を焦っていると指摘する。

中国の強制力が増大

ブランズ氏は、中国の危険性が増した主因として、他国への圧力や威嚇といった「強制力」の高まりを挙げる。台湾封鎖を見据え、軍事力を絶えず増強しているという。

経済的な強制力も同様だ。中国が2025年10月に打ち出したレアアースの輸出管理措置は、外国企業が中国産レアアース製品・技術を再輸出する際に中国政府の承認を必要とするもので、中国の交渉力を高め、台湾をめぐる対立の火種となりうる。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

日米への示唆

ブランズ氏は、AIに注力しなければ日米は代償を払わされるとも述べている。一方で、日本の外交政策は極めて合理的だと評価する。

5月半ばの米中首脳会談では、中国の習近平国家主席が台湾問題に関し、トランプ大統領を強い言葉でけん制した。ブランズ氏は、課題があるからこそ良い面も見るべきだとし、米中関係からも目が離せないとしている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ