大津市の天台宗総本山・比叡山延暦寺で4日、比叡山宗教サミット39周年「世界平和祈りの集い」が開かれ、さまざまな宗教の関係者ら約450人が参加した。宗教間で対話と協力を続け、世界平和の実現を目指すことが目的で、参加者全員で黙とうをささげた。
宗教サミットの歴史と目的
この集いは、1986年にローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が呼びかけ、イタリアで開かれた「世界宗教者平和の祈り集会」の精神を継承し、1987年から毎年開催されている。
式典では、細野舜海・天台宗宗務総長が熊本地震に触れ、「亡くなられた方のご冥福を祈り、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます」とあいさつした。世界宗教者平和会議日本委員会の杉谷義純会長は「平和は祈りと対話を続ける勇気が支える」と題して講演し、宗教の垣根を越えて対話を続け、調和を図ることの重要性を説いた。
祈りの広場での黙とう
屋外の祈りの広場では、仏教や神道、キリスト教、イスラム教などの団体の代表者らが登壇。世界平和の鐘が鳴らされる中、出席者全員で黙とうをささげた。



