米中首脳会談、成功したのか 11年ぶり訪米の成果と課題を解説
米中首脳会談、成功したのか 11年ぶり訪米の成果と課題

中国の習近平国家主席が国賓として11年ぶりに米ワシントンを訪問し、24日午前(日本時間同日深夜)からトランプ米大統領との首脳会談が行われた。11年前の訪米をワシントン特派員として取材した記者にとって、当時との違いは鮮明だった。貿易ディール、人工知能(AI)、台湾、大国関係……。今回の会談の成否はどうだったのか。ポイントを解説する。

赤じゅうたんで最大限の厚遇

トランプ氏は、中国の自尊心をくすぐる「異例の厚遇」を準備していた。23日夕、自らワシントン近郊の空軍基地まで出向き、赤じゅうたんを敷いて習氏を出迎えた。

岸田文雄氏、安倍晋三氏が首相として国賓訪問した際、米大統領はこうした対応を取っていない。トランプ夫妻は、習氏の車が基地を出発するまで付き添う気の使いぶり。普段は硬い表情の多い習氏も、この日は目尻を下げて終始笑顔を見せた。

11年前の訪問とは大違い

11年前の訪問とは大違いだった。当時のオバマ大統領から記者会見で南シナ海の軍事拠点化や人権問題などで非難され、習氏は不快な表情を隠さず、オバマ氏とほとんど目を合わさず記者会見場をあとにした。

24日午前、ホワイトハウスで行われた首脳会談では、貿易ディール、人工知能(AI)、台湾、大国関係などが議題となった。会談の成否については、五つのポイントから分析できる。

会談の成否をどう見るか

今回の会談で何が決まったのか、首脳会談は成功したのか。詳細は続きの記事で解説する。