英国の与党・労働党は17日、辞任を表明したスターマー党首の後任に、前グレーター・マンチェスター市長で下院議員のバーナム氏を選出したと発表した。無投票での選出となり、20日にもチャールズ国王の任命を受けて新首相に就任する見通しだ。
無投票での党首選出
スターマー氏が6月に辞任を表明したことを受け、党首選が実施された。立候補したのはバーナム氏のみで、党所属の下院議員403人のうち379人の推薦を得て、無投票で選ばれた。労働党は現在、下院(定数650)で6割超の議席を占めており、政権基盤は強固だ。
バーナム氏の経歴
バーナム氏は2001年に下院議員に初当選。ブラウン政権(2007~2010年)では保健相を務めた。2010年と2015年の党首選に出馬したが敗れ、2017年に地元のグレーター・マンチェスター市長に転身。今年6月の補選で国政に復帰した。バーナム氏は9日、自身のソーシャルメディアで「国を一つにまとめ、未来に向けたビジョンを提示する」と意気込みを語っていた。
今後の展望
バーナム氏の首相就任は、英国政治における新たな局面を迎える。スターマー政権下で進められた政策の継続と、独自のリーダーシップが期待される。特に、経済再生や国民保健サービス(NHS)の改革が優先課題とみられる。



