公募第50回記念國藝書道院展(産経新聞社など後援)が、神奈川県鎌倉市大船の鎌倉芸術館ギャラリー(全室)で7月17日(金)から20日(月)まで開催されている。会場には、多彩な約150点の力作が展示され、書の妙味と温かさを伝えている。
創設50周年を迎えた伝統の書道会
同院は、昭和51年に産経国際書会最高顧問の齋藤香坡氏が創設した伝統ある書道会。今回の記念展では、漢字行草の長尺作品を中心に、150点余りの作品が陳列され、壮観な眺めとなっている。
主な出品作品
齋藤香坡代表(産経国際書会最高顧問)は、カスレを生かした鮮烈で妙味ある造形の「落花舞」を出品。坂本香心会長(産経国際書会理事長代行)は、題を横に置き、詩文の「生きて」を強調して温かみのある坂村真民詩「ねがい」を出品した。加藤香誓理事長(同常務理事)は、連綿を抑え抒情を誘う白居易詩「…元九を憶う」を出品し、気を吐いている。
そのほか、中野桂月、西口香龍、岩田和道、森田香心の各氏らが出品。102歳を迎えた澤西華人氏は、五言律詩を三行にまとめ、かくしゃくとして爽やかな作品を披露した。また、山下海堂、竹澤玉鈴、諸留大穹、安富伸竹、山崎成大の各氏が賛助出品している。
受賞作品の発表
受賞作では、注目の大賞(審査会員対象)を、杜審言詩を書した小林清雪氏が受賞。準大賞(同)は、西澤佳華、原田華山、中野璣恵の各氏が受賞した。また、産経新聞社賞は会友の川口侑愛氏、産経新聞社横浜総局長賞は一般公募の岡本遥氏が選ばれた。
最終日は15時30分まで。(川浪惇史)



