ロイター通信は23日、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」が、イエメンの親イラン反政府勢力フーシに指揮官や軍事顧問を派遣し、ミサイルや無人機の部品を提供したと報じた。フーシによるサウジアラビア関連船舶の「海上封鎖」を、イランが軍事面で支援する動きとみられる。
派遣された人数とイランの説明
報道によると、派遣されたのは10~21人で、13日にイラン機でイエメンに到着した。イラン外務省報道官は20日の記者会見で、同機について前最高指導者アリ・ハメネイ師の葬儀参列者らの送迎に使われたものだと説明し、軍事支援については触れなかった。
革命防衛隊が英国を報復対象に示唆
一方、革命防衛隊は23日の声明で、米軍がイラン攻撃にB1爆撃機を使用した際、英国の基地が出撃拠点になったとして、英国を報復攻撃の対象とすることを示唆した。
米主要ニュースサイト・アクシオスによると、B1爆撃機は20日、英国内の空軍基地から出撃した。米軍が今月上旬にイランへの本格攻撃を再開して以降、大量の爆弾を搭載できるB1爆撃機の投入は初めてで、攻撃激化を示す動きだとしている。
トランプ氏「大規模な攻撃」を示唆
トランプ米大統領は23日、アクシオスのインタビューで、イランに対する「大規模な攻撃を検討している」と述べ、「決断は近い」と語った。さらに「これまでで最大の攻撃だ。準備はできている。誰の協力も必要ない」とも主張し、イランへの圧力を強めた。
米軍の動きと攻撃継続
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは22日、米軍が特殊部隊などを中東に配備し、医療スタッフも増強したと報じた。攻撃拡大に備えた動きとみられる。
米中央軍は23日、イランに対する13日連続となる攻撃を実施したと発表した。イラン国営テレビによると、南部ホルムズガン州や南東部シスタン・バルチスタン州で現地時間24日未明、爆発音が確認された。



