富士山、立山、白山の「三霊山」を地域振興につなげようと、それぞれを擁する静岡、富山、石川の3知事による「サミット」が26日、静岡県内で開催された。名所を観光して回る周遊を促進し、交流を拡大していくことで一致した。
世界遺産センターで出迎え、浅間大社を参拝
この日、県富士山世界遺産センター(富士宮市)で鈴木知事が新田八朗・富山県知事と山野之義・石川県知事を出迎えた。3知事は稲葉信子館長らから山岳信仰などの説明を受けた後、世界遺産の一部である富士山本宮浅間大社(同)をそろって参拝した。
料亭でスタンプラリー提案、3知事が賛同
夕方には静岡市内の料亭「浮月楼」に移動し、2025年度の各県の取り組みと今後の方針を報告した。会議で鈴木知事が「3県の周遊促進を図るため、三霊山それぞれの周辺観光施設などを巡るスタンプラリーを提案したい」と切り出すと、新田知事は「三霊山の歴史的あるいは文化的魅力をより深く知ってもらうチャンスになる」と賛同。山野知事も「3県以外の皆さんにも告知できるという意味では大変魅力的だ」と前向きな考えを示した。
3県で23年に締結した連携協定に基づく「三霊山サミット」はこれで3回目。富山、石川に続き、静岡県での開催となった。
鈴木知事「一つずつ実現していく」
会議後、報道陣の取材に応じた鈴木知事は「両知事にいろんなご提案をいただいた。一つずつ実現していくことで、3県の連携とそれぞれの地域活性化に大いにつながってくる」と述べた。



