国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2040年には65歳以上の独居率が男性24.2%、女性28.3%に上昇。単独世帯は約1.4倍の1041万世帯に増加する見通しだ。こうした中、プレジデント誌が読者2900人を対象に実施したアンケート調査で、老後を一人で暮らすことへの実態と意識が明らかになった。
当事者の67.3%が「ひとり暮らしがいい」
調査では、全体では「誰かと暮らすのがいい」と答えた割合がわずかに上回ったものの、実際に一人で暮らす当事者に限ると67.3%が「ひとりで暮らすのがいい」と回答。割合は逆転し、不安を感じているのは未経験者であることが浮き彫りになった。
回答者の内訳は、同居家族ありが2052人、ひとり暮らしが848人。一人暮らしに至った背景は死別、離婚、生涯独身など多様だ。
保証人問題など現実的な困りごと
調査では、保証人がいないことで困るシーンが多いことも判明。一方で、孤独死や寂しさといった従来懸念されてきた点については、想像ほど大きな問題ではないという結果が出ている。
7割が未着手の「備え」については、後回しにしないことの重要性が指摘されている。



