フィリピン大統領府は23日、マルコス大統領がトランプ米大統領と電話で会談し、安全保障分野などを協議したと発表した。マルコス氏は中国と対立する南シナ海問題を米中首脳会談で議題とするようトランプ氏に要請したとみられる。
トランプ氏、中国に懸念伝達へ
トランプ氏は、フィリピンの懸念を中国の習近平国家主席に伝えると約束したという。米中は9月に米国で首脳会談を開催する方向で調整している。
中国との衝突事案も
中国は南シナ海のほぼ全域に主権や権益が及ぶと主張し、フィリピンの排他的経済水域(EEZ)などに進出している。今月20日にはアユンギン礁で、フィリピン側に負傷者が出る衝突事案が発生。中国とフィリピンはそれぞれ相手方に責任があると非難した。
米国務長官も訪問
米フィリピンをめぐっては、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議のためマニラを訪問したルビオ米国務長官が22日、マルコス氏と会談。フィリピン大統領府によると、マルコス氏はルビオ氏に南シナ海の最新情勢を伝えた。(共同)



