インドネシアで日本アニメの有名キャラクターと同じ名前を持つ人が千人以上いることが、政府の集計で判明した。親日国で日本のアニメが広く浸透していることが背景にあるとみられる。
最多は「ウズマキ」190人、次いで「ノビタ」181人
内務省人口・戸籍登録総局が8月に住民登録の内容に基づいて公開した「ユニークな名前」によると、日本アニメにちなんだとみられる名前で最も多かったのは「NARUTO(ナルト)」の主人公の名字と同じ「ウズマキ」で190人。「ドラえもん」の主人公・野比のび太と同じ「ノビタ」は2番目に多い181人だった。
「ノビタ」と名付けられた女性の経験
シンガポールからフェリーで約1時間の場所にあるインドネシア・バタム島に住むノビタ・ファンさん(30)は、「名前を理由によく学校でいじめられた」と幼少期を振り返る。両親に命名の詳しい理由を聞いたことはないが、ドラえもんから着想を得たことは知っているという。
ノビタさんは「のび太は個性的なキャラクターなので人に覚えてもらいやすい」と話しつつ、「怠け者で不注意」というイメージもあると語る。子どもの名前には親が込めた思いがあると断った上で、「親は、名前を理由に子どもがいじめを受ける可能性があることを認識しておくべきだ」と話す。現在はソフトウェアエンジニアとして働いている。



