超円安でも楽しめる!ベトナム・クイニョンが「最後の楽園」と呼ばれる理由
記録的な円安が続く中、海外旅行を諦める日本人が増えている。しかし、東南アジアにはまだ「最後の楽園」と呼べる場所があった。それがベトナム中部の港湾都市・クイニョンだ。経済ジャーナリストの浦上早苗氏(法政大学MBA兼任教員)が現地を取材し、その実態を報告する。
驚きの安さ!海ぶどう山盛り300円、ビール込みで1人2000円弱
沖縄では決して安くない海ぶどうが、クイニョンでは皿に山盛りで約300円。マヨネーズがかかって出てきたため、ポン酢は無理でも醤油が欲しいと店員に頼んだところ、ヌクマム(ベトナムの魚醤)を渡されたという。満腹になるまで食べ、ビールも飲んで1人2000円弱。ビールの安さもありがたいと浦上氏は語る。
地域ごとに異なるベトナム麺文化
ベトナム料理といえばフォーを思い浮かべる人が多いが、それは北部発祥のご当地グルメ。日本にうどんやそば、きしめんがあるように、ベトナムにも地域ごとの麺料理がある。クイニョン滞在中に何度もリピートしたのが、ベトナム中部で広く食べられているバインカイン(Bánh canh)。魚介でだしを取った優しい味わいのスープに、タピオカ粉で作ったもちもちの麺が特徴で、盛岡冷麺好きにはたまらない歯ごたえだ。筆者が通った店は英語メニューがあり、1杯3万ドン(約180円)から。ローカルな屋台ならさらに安い。
ローカルな街並みと夕方の賑わい
夕方になると、メインストリートの一本裏の通りには果物や野菜を売る露店が並び、昼間の静けさが一転して賑わい出す。地元の人の生活感あふれる街並みには観光客の姿は見られず、露店で売られるココナッツも観光客向けではない。まさに穴場のリゾート地だ。
小さな港町にも開発の兆し
クイニョンはまだ大きな観光開発が進んでいないが、徐々に変化の兆しが見える。このまま静かな楽園が続くかどうかは、今後の動向次第だ。



