東九州新幹線の早期実現を目指す大分県などが開いた講演会が大分市で行われ、九州経済調査協会の岡野秀之常務理事が開業効果について講演した。
大分から主要都市へ1~2時間圏内に
東九州新幹線は1973年に政府が決定した基本計画路線の一つ。県などは整備計画路線への格上げを求め、要望活動を続けている。
講演会は県の整備推進期成会が今月上旬に企画し、県内の自治体や経済関係者ら約50人が参加。岡野氏は、開業後の試算として大分市から福岡市や宮崎市へ1時間以内、鹿児島市や熊本市、山口市へは2時間以内に移動可能になると説明。「2時間圏内に九州の主要都市がほぼ入ることになり、大分がマーケットを得られる」と述べた。
生産性向上と経済成長への寄与
また、ビジネスや観光での交流拡大に加え、新幹線通勤が可能になる点にも言及。「移動時間が短くなることで1人当たりの生産性が高まり、経済成長に大きく寄与する」と強調した。



