金大中氏三男が語る「米朝首脳会談再びありうる」日朝対話再開も
金大中氏三男「米朝首脳会談再びありうる」

26年前、史上初の南北首脳会談を実現させた韓国大統領の故・金大中(キムデジュン)氏を父に持つ前韓国国会議員の金弘傑(キムホンゴル)さんは、その遺志を継ぎ、今も北朝鮮の高位関係者との接触を続ける。最近の北朝鮮側の動きを見て、トランプ米大統領と金正恩総書記の再びの会談、さらにはそれに伴う日朝対話の再開もありうる、と分析する。詳しく聞いた。

北朝鮮の現状:金正恩時代の変革

金弘傑氏は北朝鮮の現状について、金正恩・国務委員長(総書記)の時代になって大きく変わったと指摘する。「祖父の金日成主席や父、金正日総書記とはまったく違います。すでに社会主義は事実上、放棄しています」と述べた。

「金日成、金正日時代は自分たちの権力さえ維持できれば、国が貧しくても構わないという考えでした。今はそうではありません。経済を発展させ、住民を豊かにする初の指導者になるという発想です」と説明する。

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さらに、金正恩氏の改革を歴史に例え、「祖父や父の時代が江戸幕府だとすれば、金正恩氏は明治維新をやった。しかも志士たちではなく、徳川慶喜が自ら改革をやったようなものです。韓国も日本も米国も、その認識をもたないと政策を見誤ります」と警告した。

経済発展と国際制裁緩和の必要性

金弘傑氏は、北朝鮮が経済発展を遂げるためには国際制裁の緩和が必要であり、そのためには米国との関係改善が欠かせないと指摘する。「対米関係を改善させる可能性があります。早ければ年内。イラン戦争など国際情勢にもよりますが、11月の米国の中間選挙前にあるかもしれません」と述べた。

2019年に物別れに終わったハノイでの米朝首脳会談に続く動きがありうるかとの問いに、金弘傑氏は「米国のトランプ大統領は基…」と続けたが、この記事は有料記事のため、残りの内容は有料会員のみが閲覧できる。

日朝対話再開の可能性

金弘傑氏は、米朝首脳会談が実現すれば、それに伴って日朝対話が再開される可能性もあると分析する。北朝鮮側は依然としてトランプ氏に好感を持っているといい、外交的な窓口が開かれる兆しがあるという。

一方で、北朝鮮が「平和統一」の看板を下ろし、現実的な二国家論にシフトしているとの専門家の指摘もある。北朝鮮の真の意図を読み解くには、従来の枠組みにとらわれない分析が必要だと金弘傑氏は強調する。

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