日ロ外務省局長が協議、北海道新聞記者拘束巡り議論か ロシア側は非友好的路線と主張
日ロ外務省局長が協議、北海道新聞記者拘束巡り議論か

ロシア外務省は20日、リュドミラ・ボロビヨワ・アジア第3局長と、日本外務省の中村仁威欧州局長が協議したと発表した。発表文に直接の言及はないが、北海道新聞の記者をスパイ容疑で拘束した問題について話し合った可能性がある。

ロシア側の主張を改めて強調

発表によると、ロシア側は日本側に対し、いまの二国間関係について、悪化したのは日本側の非友好的な路線が原因だとし、改めて自国の主張を繰り返した。

そのうえで、関係正常化のためには「国家安全保障分野においてロシアの懸念に配慮することが欠かせない」と強調したという。

日本側の要請で実施、詳細は不明

今回の協議は日本側の要請で行われたとしているが、場所や形式、日本側の主張などには言及していない。

ロシア連邦保安局(FSB)が13日に記者の拘束を発表してから、20日で1週間となった。同日時点で日本側は記者に面会できておらず、記者の健康状態も直接確認できていない。在ロシア日本大使館によると、武藤顕(あきら)・駐ロシア大使も19日、ロシアの外務省を直接訪問し、面会の実施を申し入れた。