日韓交流おまつり、ソウルで22回目開催 日本の食の安全性もPR
日韓交流おまつり、ソウルで22回目開催 食の安全性PRも

日本と韓国の文化交流行事「日韓交流おまつり」が10日、ソウルで開かれた。2005年の日韓国交正常化40周年を記念して始まったこの催しは22回目。今年は「より良い未来へ、新たな一歩」をテーマに、日韓の伝統文化や音楽などのステージが繰り広げられ、日本の食の魅力や安全性をアピールするイベントも行われた。

ステージで合唱や伝統芸能の共演

ステージではソウル日本人学校と韓国の子どもたちが合唱したほか、日本舞踊と韓国の伝統芸能パンソリの共演や、日韓のヒップホップの公演などが続いた。日本の自治体のPRブースや、生け花や着物などを体験できるコーナーも設けられた。

農林水産省が日本の食品をPR

日本の農林水産省はすしの握りの実演やマグロの解体ショーなどを通じて、日本の農林水産物や食品の魅力と安全性をPRした。11年の東京電力福島第一原発の事故後、韓国が福島など8県産の水産物の輸入規制を続けていることが背景にある。森下千里・農林水産政務官はステージで「日本の食品の安全性についても理解を深めてほしい」などと話した。

来場者は約6万8千人

ソウル市内で教育関係の会社を営む男性(33)はSNSを通じて初めてこの催しを知り、妻と幼い子ども2人を連れて来場した。日本には何度か旅行しているが、「互いの文化を広く知ることは子どもたちの世代にとってもいいこと。日本の地方に興味があるので、自治体が出しているブースを回りたい」と話した。主催する実行委員会によると、約6万8千人が来場した。