インド警察は10日、若者を中心に政府への抗議運動を展開していた「ゴキブリ人民党」の創設者アビジート・ディプケ氏を拘束した。現地メディアによると、このほか抗議参加者ら500人以上が拘束されたという。
デモ計画と拘束の経緯
インドでは、選挙管理委員会による有権者名簿の書き換えにより、多数の有権者が不当に名簿から削除されたとの訴えが出ている。ゴキブリ人民党は10日に首都ニューデリーで選管委員長の辞任などを求めるデモを計画していた。
ゴキブリ人民党のSNSなどによると、ディプケ氏と報道官2人がニューデリーの空港に到着したところ、警察が機内で3人を拘束した。警察は今回のデモを認めていなかった。
首都での警備態勢
首都では大規模な警備態勢が敷かれた。10日は多数の警察官らを配備し、抗議参加者がデモ会場に近づけないようにしたほか、会場周辺でインターネットを遮断し、地下鉄駅の出入り口を閉鎖した。
若者の支持集める
ゴキブリ人民党はSNSを通じて若者の支持を集めてきた。6月から大学入試問題の流出に抗議するデモを続け、7月の教育相辞任につながったことで注目されていた。