イエメンの親イラン武装組織フーシは22日、紅海でサウジアラビアの石油タンカー2隻を攻撃したと発表した。ホルムズ海峡をめぐって米国とイランが衝突する中、エネルギー輸送の代替航路として重要度が増している紅海も通れなくなりつつあり、日本への影響も懸念されている。
フーシが海上封鎖を宣言
フーシは紅海とアデン湾を結ぶバブルマンデブ海峡の近くの地域を支配しており、敵対するサウジの船を対象にした海上封鎖を20日に宣言していた。宣言に基づく攻撃は今回が初めてだ。
フーシの声明によると、2隻が封鎖を破ったとして、ミサイルやドローン(無人機)で攻撃したという。サウジ国営通信は、このうち1隻が攻撃を受けて火災となったと報じた。乗組員は無事だとしている。
代替航路もリスクに
ロイター通信によると、フーシの封鎖宣言以降、バブルマンデブ海峡を避けるために8隻の船が針路を変えたという。ホルムズ海峡の緊張に加え、紅海航路のリスクが高まっており、エネルギー輸送への影響が懸念されている。



