古河市は19日、多文化共生教育に力を入れる麗沢大学(千葉県柏市)と包括連携協定を締結した。協定に基づき、外国人が働く市内企業で学生が多文化共生の現場を学ぶほか、企業の要請に応じて大学が共生に関する課題解決に協力する。
外国人住民7000人超、県内4番目の多さ
古河市に住む外国人は現在7000人以上。つくば、常総、土浦市に次いで県内4番目の多さで、人口の5%以上を占める。市によると、外国人を雇用する企業の中には、日本語教育や文化、習慣の周知に苦労するケースもあるという。
市は、企業が抱える課題や市民と外国人との共生に麗沢大のノウハウを活用したいと、協定を申し入れた。同大は学生への教育に加え、近隣自治体との連携も進めており、学生が外国人の子供に日本語を教える活動などにも取り組んでいる。
学生の学びと留学生の貴重な経験に
学生にとっては、古河市の企業で働く外国人の声を聞くことで学びを深められ、日本での就職を希望する留学生にとっても貴重な経験になると期待される。
市役所総和庁舎で行われた締結式で、針谷力市長は「多文化共生の推進は重要な行政課題」と述べ、徳永澄憲学長は「お互いの力を持ち寄って課題を解決していきたい」と語った。



