ロシアのプーチン大統領が13日に北方領土・択捉島を訪問したことを受け、北方領土の元島民らで構成する千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)は19日、洋上慰霊に参加した国光文乃外務副大臣に対し、北方領土の早期返還に向け外交交渉に取り組むよう求める要望書を手渡した。
要望書の内容と抗議の意思
要望書では、プーチン氏の行動について「断じて受け入れられるものではない」と抗議。日本政府として毅然とした態度で返還交渉に当たるよう求めている。
国光副大臣の見解
要望行動は非公開で行われ、終了後、報道陣の取材に応じた国光副大臣は、プーチン氏の択捉島訪問について「元島民の心を深く傷つけ、許容できない。誠に遺憾だ」と語った。一方、千島連盟から北方墓参の早期再開を求められたことに対しては「非常に日露関係が厳しい状況にあるが、粘り強く交渉を続けていきたい」と語った。
洋上慰霊の実施状況
今回の北方領土洋上慰霊は18日から1泊2日の日程で、交流船「えとぴりか」の船上で行われた。19日午前、国後島に向かって慰霊式を執り行い、国光副大臣も乗船して参加した。



