中国で建国記念日にあたる「国慶節」の7連休が1日から始まった。中国の交通運輸省によると、7日までに延べ21億3千万人が移動する予測で、初日だけで3億4千万人に上る見通しという。
上海の観光地は大混雑、記念撮影の列
上海市内の人気観光地「武康大楼」の前には、交差点の歩道からはみ出るほどの観光客が集まり、思い思いのポーズで記念撮影していた。警察官らが歩道に戻るよう促して交通整理にあたっていた。
南京から来た大学院生の女性(21)は「近くて手頃」との理由で上海旅行を選んだ。「外国人も多くて国際都市の雰囲気を感じた。いつか外国にも行ってみたい」と話した。
中秋節と組み合わせ最大13連休、内陸部が人気
今年は、9月25~27日にも中秋節の3連休があった。国慶節前の平日3日間を休めば最大13連休にできるため、国内の長距離旅行も好調だ。中国の旅行予約サービス「同程旅行」によると、若年層を中心に新疆ウイグル自治区ウルムチ市や雲南省昆明市など内陸部が人気という。
海外需要も拡大、国際線予約が前年比22.5%増
海外需要も高まっている。中国民用航空局が9月24日に発表した予約動向によると、中秋節・国慶節の連休期間中の国際線予約件数は、前年同期比22.5%増。同程旅行がまとめた人気旅行先では、バンコク、クアラルンプール、ソウルが上位を占めた。昨年3位の東京と8位の大阪は、今年の上位10都市に入らなかった。