予算13万円台で中央アジア3カ国を旅した肉体派ライター・佐藤大輝氏が、ウズベキスタンからタジキスタンへの移動中に体験した衝撃的なタクシー旅を報告。130キロで対向車線を爆走するドライバーや、旧ソ連最貧国タジキスタンでの思いがけないおもてなしなど、スリリングな旅の模様を綴る。
130キロで対向車線をマリオカート
ウズベキスタンの首都タシケントから乗り合いタクシーで隣国タジキスタンへ向かった佐藤氏。乗り合いタクシーは同じ方向に行く乗客が集まり次第出発するシステムで、国境まで約100キロを1000円程度で移動。その後徒歩で国境を越え、タジキスタン側で再び乗り合いタクシーを見つけて60キロほど移動する計画だった。
しかし、その移動中に体験したのは、まさに命がけのドライブ。ドライバーは時速130キロで一般道を爆走し、前の車を追い越す際には対向車線に車体が完全にはみ出すこともしばしば。佐藤氏は「そんなに無理に抜かなくていい」「もし追い抜くのが5秒遅かったら衝突しそう」と叫びたくなったが、他の乗客は昼寝やスマホゲームに夢中で全く気にしていない様子だったという。
旧ソ連最貧国タジキスタンでのまさかのおもてなし
無事にタジキスタンに到着した佐藤氏は、あるレストランで思いがけないおもてなしを受ける。詳細は明かされていないが、旧ソ連最貧国と呼ばれるタジキスタンで、予想外の温かい歓迎があったという。佐藤氏は「色々とヤバすぎた」と振り返る。
また、ウズベキスタンではソ連時代に建設された「最上級ホテル」や「世界一美しい地下鉄」が現在も稼働しており、ソ連の遺産を肌で感じることができたと報告している。
格安移動の裏側と旅の教訓
今回の旅で佐藤氏は、中央アジアの格安移動手段である乗り合いタクシーの実態を目の当たりにした。待ち時間の読めなさや、危険な運転手の存在など、計画には落とし穴が潜んでいた。しかし、そうしたリスクを乗り越えた先には、思いがけない出会いやおもてなしが待っていることもまた、旅の醍醐味だと語る。
佐藤氏は「次回はもっと安全な移動手段を選びたい」と苦笑いしながらも、中央アジアの魅力を再確認したようだ。



