ライターの佐藤大輝氏が、予算13万円台で中央アジア3カ国を旅する体験記を公開。130キロで対向車線を爆走する恐怖や、旧ソ連最貧国でのまさかのおもてなしなど、過酷ながらも印象的な旅の様子が綴られている。
カザフスタン到着直後、24時間の断食
カザフスタンに到着して12時間後、猛烈な水下痢に見舞われた佐藤氏。原因は硬水、疲労、食事など不明だが、食費節約と前向きに捉えつつ、やむなく24時間の断食を選択。水分補給のためにスポーツドリンクを探すも、どの店にも見つからず、日本から持参した固形インスタント味噌汁を煎餅のようにかじり、水で流し込んで塩分と水分を補給した。
旧首都アルマトイでは、薬局で経口補水液を尋ねるも置いておらず、地元のコンビニ「Nice to CU」でポカリを探したが果たせず。市内には目立った観光名所がなく、2泊3日の滞在中は目的もなく歩き回った。神々しい山々にも行きたかったが、ダニ媒介脳炎のリスクを恐れて断念した。
現地の激辛料理に挑戦
佐藤氏は現地の食堂で、中辛とされる料理を注文。銀色の鍋に食材を入れ、ゴム手袋をした店員が肉と野菜を区分して重量を量り、QRコード決済「アリペイ」で支払った。約5分で運ばれた料理は見るからに辛そうで、口に入れるとビリビリと痺れる刺激。辛すぎて食材の味はほとんどわからず、食感だけが認識できた。値段は約1400円でライス付き。本場の中華料理の一足違いを実感したという。
130キロで対向車線を爆走
旅の途中、運転手が時速130キロで対向車線を走行するという恐怖体験も。佐藤氏は「頼むからマリオカートではなく安全運転で走ってくれ」と願った。旧ソ連最貧国では、予想外の手厚いおもてなしを受け、中央アジアの魅力と危険が交錯する旅となった。



