年間120万円配当を目指す投資法:増配と株価上昇の両取り銘柄の見つけ方
年間120万円配当を目指す投資法:増配と株価上昇の両取り

投資家の配当太郎氏は、著書『仕事をやめるまでに年間120万円の配当金を手に入れる最強の株式投資』(クロスメディア・パブリッシング)の中で、高配当銘柄の見極め方について独自の視点を提示している。同氏によれば、単に配当利回りが高い銘柄を選ぶのではなく、企業の増配施策が株価の上昇スピードに追いついているかどうかを重視すべきだという。

高配当銘柄の選別基準:利回りだけに頼らない

一般的に高配当銘柄は、年間配当利回りが4%を超えるものとされる。しかし配当太郎氏は、業績が好調で多くの配当を支払う優良企業が安い株価のまま放置されることは稀だと指摘する。数年前には業績堅調でも割安な銘柄が多く存在したが、現在は株主還元が強く意識され、そうした銘柄は市場で適正評価される傾向にある。

投資関連メディアは毎年5月頃に企業の「配当予想」を基に高配当ランキングを発表するが、配当太郎氏はこれだけを指標にすることの危険性を説く。ランキングは配当予想と日々の株価から算出されるため、企業の真の収益力や過去の業績を反映していないからだ。「その銘柄がなぜ高配当なのか」を自ら分析する習慣が重要だと同氏は強調する。

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注目銘柄の具体例:少数精鋭で5期連続増益

配当太郎氏が注目する一例として、社員100人超の少数精鋭企業を挙げる。この企業は2025年12月期決算で売上高763億円、純利益73億円を達成し、5期連続の増益を記録した。初任給60万円、平均年収1750万円という高水準の報酬体系も特徴で、同氏はこうした企業の増配が株価上昇に追いついているかをチェックポイントとしている。

同氏は、配当重視の姿勢を貫くことの大切さも説く。短期的な株価変動に惑わされず、長期的な配当収入を目指す投資スタンスが、年間120万円の配当金達成への道だとしている。

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