東洋経済新報社は、デジタルシフトを加速し、2025年までに有料会員数を100万人に増やす目標を掲げている。同社のデジタル戦略の一環として、新たな有料プランやAIを活用したコンテンツ配信を導入する。
デジタル戦略の背景
東洋経済は、紙媒体の販売減少に対応するため、デジタル領域への投資を強化している。2023年のデジタル売上は前年比15%増の50億円に達し、全体の収益を支える柱となりつつある。同社の佐藤編集長は「読者のニーズに合わせたデジタルコンテンツを提供し、会員基盤を拡大する」と語る。
新たな有料プランとAI活用
新プランでは、月額980円のベーシックプランに加え、AIによる個別レコメンド機能を備えたプレミアムプラン(月額1,980円)を提供する。AIは読者の興味に基づき、関連記事や分析レポートを自動提案する。これにより、読者の滞在時間を延ばし、会員の定着率向上を目指す。
読者拡大の目標
現在の有料会員数は約30万人。2025年までに100万人を達成するため、マーケティング施策も強化する。具体的には、学生向け割引プランや企業向け法人契約の拡大を進める。また、SNSキャンペーンや無料体験期間の延長なども検討している。
東洋経済は、デジタルシフトを通じて、経済メディアとしての競争力を高め、持続可能なビジネスモデルを構築する方針だ。



