久留米大の睡眠研究を生かし製品開発支援 福岡BCが睡眠関連産業の集積目指す
久留米大の睡眠研究を生かし製品開発支援 福岡BCが集積目指す

福岡県内企業を対象に研究開発支援などに取り組む「福岡バイオコミュニティ推進会議」(福岡BC)は、今後成長が期待される睡眠関連産業の集積化を目指し、この分野に関する製品開発の支援に乗り出す。睡眠研究で蓄積がある久留米大を拠点に、相談や試験などを通じて製品化をサポートする。

支援の対象と内容

支援対象は、県内の事業者のほか、今後、県内で事業化を予定している中小企業。福岡BCでは、睡眠の質の向上につながる寝具やパジャマ、サプリメントなどについて、年間数件程度の開発支援を想定しており、2027年までに試作品の開発を目指している。

久留米大の睡眠研究の蓄積

事業者の相談窓口などとなる久留米大では、1971年に睡眠研究グループが発足。2024年には国内の大学では初となる研究施設「スリープラボ」を開設するなど、睡眠に関する多くの知見を有し、先進的な取り組みを進めている。これらの資源を生かして、ラボで得たデータを分析・解析・評価して、事業者の製品化を手助けする。

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関係者の期待

福岡BCの事務局を務める久留米リサーチ・パークの執行謙二社長は3日に開かれた記者会見で、「久留米を睡眠に関する研究のまちにしたい。強力なパートナーシップで、取り組みが進むことはありがたい」とあいさつ。同席した久留米大の内村直尚理事長・学長は「本大学には睡眠に関する様々な人材がいる。客観的で多角的、精密な評価ができるのは、国内でも久留米大だけ。福岡県から新しい知見が広がっていけばと思う」と述べた。

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