AIスタートアップの「ブレイン・テクノロジー」(本社:東京都港区)は20日、東京・品川区に新たな研究開発拠点を開設すると発表した。同社は今後3年間で約1000人を新規雇用する計画で、東京都の「AI人材育成・確保支援事業」の助成を受ける。
新拠点の概要と投資規模
新拠点は品川区の大崎エリアに設置され、延べ床面積は約1万平方メートル。AI研究用のスーパーコンピューターやデータセンターを併設し、総投資額は約500億円を見込む。同社の佐藤健一CEOは「東京は世界有数のAI人材が集積する場所。この拠点で最先端のAI技術を開発し、社会実装を加速したい」と述べた。
雇用計画と人材育成
雇用計画では、AIエンジニアやデータサイエンティストなど高度人材を中心に、2027年までに1000人を採用する。東京都はこの計画に対し、人材紹介や研修費用の補助などで最大50億円を支援する。都の担当者は「AI分野での東京の競争力を高めるため、積極的に支援していく」とコメントした。
事業内容と今後の展開
ブレイン・テクノロジーは、深層学習を用いた画像認識や自然言語処理の技術を得意としており、医療や製造業向けのAIソリューションを提供している。新拠点では、自動運転やロボット制御向けのAI開発にも着手する予定だ。同社は2025年までに売上高1000億円を目指しており、今回の投資はその一環と位置づけている。



