子どもに頼れない70代、貯蓄ゼロの危機…年金と住み替えで家計改善を
子どもに頼れない70代、貯蓄ゼロの危機…年金と住み替えで

税理士でマネージャーナリストの板倉京氏は、年金や税金など複雑なお金の制度を知らないと損をすると指摘。残り時間が見えてきたからこそ、家計設計の効果は大きいという。タイプ別に「お金が尽きない家計設計」をシミュレーションした。

子どもを頼れないケース:70代で貯蓄ゼロのリスク

河西さん夫婦(夫64歳・妻66歳)は子ども2人が独立。長男は住宅ローン返済中、長女はパート勤務で仕送りは期待できない。現在は賃貸マンション(家賃月8万円)に住み、金融資産は800万円でほぼ普通預金。妻は1年前から年金受給中で、夫の受給が始まれば夫婦の年金は月20万円になる見込み。

月支出は約26万円で、現在の家計を維持すると毎月6万円(年72万円)の赤字。貯蓄から取り崩すと、11年後(夫76歳・妻78歳)に貯蓄が底をつく。病気や介護費用が加われば、年金だけでは立ち行かなくなる恐れがある。

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年金受給と住み替えで家計を立て直す

板倉氏は、子どもに頼れない場合「入ってくるお金」を増やす対策が必要と解説。年金受給開始のタイミングや住み替えによる支出削減が有効としている。具体的なシミュレーションは有料会員限定で公開されている。

構成=渡辺一朗、図版作成=大橋昭一、イラストレーション=タカセマサヒロ

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