捨てるほど自己肯定感が上がる…上機嫌な人ほど部屋がキレイな理由
捨てるほど自己肯定感が上がる…上機嫌な人ほど部屋がキレイな理由

お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智氏(Homeport代表)は、これまで1万人以上を指導してきた経験から、「部屋が片づくと人は機嫌がよくなる」と断言する。同氏の会社が行った調査では、片づけ前の気持ちとして「イライラしていた」「自信がなかった」「やる気が出なかった」が上位を占めたのに対し、片づけ後は「気持ちが穏やかになった」「自分を大切にしようと思った」「前向きになった」という変化が見られた。

まずは冷蔵庫から始める5分間の片づけ

西崎氏は、片づけの第一歩として冷蔵庫の整理を勧める。冷蔵庫は毎日開ける場所であり、5分間で目に見える効果が得られるため、自己肯定感を高めやすいという。「片づけなくてはいけない」という義務感がストレスとなるが、小さな成功体験が次の行動を促す。

同氏自身も仕事が忙しくなると部屋が散らかることがある。畳むべき洗濯物、洗うべきコップ、開封すべき郵便物など、目の前のタスクが積み重なることで心理的負担が増大する。しかし、冷蔵庫の整理から始めることで、その負担を軽減できると述べている。

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片づけがもたらす奇跡:離婚危機を回避した事例

西崎氏の指導を受けたクライアントの中には、片づけによって離婚危機を回避したケースもある。散らかった部屋が夫婦間のストレスを増大させていたが、整理整頓を習慣化することでコミュニケーションが改善され、関係修復につながったという。

同氏は「片づけは単なる家事ではなく、心の状態を整えるツール」と強調する。調査結果からも、片づけ後のポジティブな感情変化は明らかで、自己肯定感の向上が日常生活全体に良い影響を与えるとしている。

習慣化のポイント:無理なく続けるコツ

西崎氏は、完璧を目指さず、5分間だけでも片づけることを推奨する。例えば、冷蔵庫の中の賞味期限切れの食品を捨てるだけでも、達成感が得られる。この小さな成功体験が自己肯定感を高め、次第に片づけが習慣化されるという。

同氏の著書『時間とお金にゆとりが生まれる 貯まる片づけ』(プレジデント社)では、効率的な片づけ方法を詳しく解説している。また、同氏が主宰する「家庭力アッププロジェクト」の修了生は全国で3000人を超え、多くの人が片づけを通じて生活の質を向上させている。

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