VW購入者の79%が前もVW、リピート率は10年で30ポイント増、トヨタからの流入は5人に1人から6%に
VW購入者の79%が前もVW、リピート率は10年で30ポイント増、トヨタからの流入は5人に1人から6%に

フォルクスワーゲン(VW)の顧客基盤は、この10年で大きく姿を変えた。購入者が乗り換え前に何に乗っていたかを示すデータでは、2025年のVW購入者の79%が前の車もVWだった。2014年時点の49%から、10年間で30ポイント上昇している。

VWからVWへの買い替え、つまりリピート購入者が増え続ける一方で、競合からのスイッチや新規獲得は細っている構図だ。現在のVW購入者の大多数は「すでにVWに乗っている人」であり、VWへの信頼度や好感度が高いとも言えるが、外から新しい顧客を呼び込む力が弱まっているとも言える。

トヨタからの流入が激減

特に変化が大きいのはトヨタからの流入だ。2014年にはVW購入者の5人に1人がトヨタからの乗り換えで、「トヨタの次のステップアップとしてVW」という購買パスが存在していた。しかし2025年にはわずか6%に低下。ホンダ・日産からの流入に至ってはほぼ消滅している。

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流出先に並ぶのはコンパクト車

VWから他メーカーへ乗り換えた人を見ると、多くの車種に分散している。上位には日産「ノート」、ホンダ「フリード」、トヨタ「シエンタ」、トヨタ「ヤリス」、ホンダ「フィット」といったモデルが並ぶ。

ノート、ヤリス、フィットといったハッチバックがランクインしていることから、もともとVWが強みとするセグメントを求める人々が流出していったことがわかる。フリード、シエンタはミニバンだが、コンパクトさをセールスポイントとするモデルであることからも共通項が見て取れる。

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