「予約殺到」で話題の新NISA、実際の利用状況は?
新NISA利用状況、予約殺到の実態は?

新NISA(少額投資非課税制度)の口座開設が「予約殺到」と報じられた一方、実際の利用状況は伸び悩んでいることが、金融庁のデータから明らかになった。

口座開設数と実際の利用者数の差

金融庁が公表したデータによると、新NISAの口座開設数は2024年1月末時点で約1200万件に達した。しかし、実際に買い付けを行った利用者数は約300万人にとどまっており、開設した口座の約4分の1しか利用されていない。

この差について、金融庁は「口座を開設したものの、まだ投資を始めていない人が多い」と分析している。

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利用者の年齢層と投資額

利用者の年齢層をみると、20代から30代の若年層が全体の約4割を占め、最も多い。投資額は平均で約50万円となっており、月々の積立額は平均で約3万円だった。

また、投資先としては、インデックス型の投資信託が人気で、全体の約7割を占めている。

今後の見通し

金融庁は「新NISAは長期的な資産形成の手段として定着しつつある」としつつも、「まだ利用していない口座の活性化が課題」としている。

今後、金融庁は利用者への情報提供を強化し、投資未開始の口座の利用促進を図る方針だ。

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