読売新聞グループ、アニメ制作会社YTEを子会社化 文化発展へ尽力
読売新聞G、アニメYTE子会社化 文化発展へ

読売新聞グループ本社は13日、東京都内で説明会を開き、読売テレビ放送傘下のアニメ関連企画・制作会社「YTE」の株式70%を7月1日付で取得し子会社化したことを正式に発表した。説明会には約120人が来場し、読売新聞グループの安部順一東京本社副社長、読売テレビの松田陽三社長、YTEの梅田尚哉社長が登壇した。

アニメ産業の課題とグループの役割

安部副社長は、日本のアニメ産業が国内外で成長を続ける一方、その経済的恩恵が制作現場やクリエイターに十分に行き渡っていないと指摘。「アニメ文化の裾野を広げ、業界でお金が回る仕組みをつくりたい」と述べ、読売グループのネットワークと情報発信力を活用して業界の持続可能な発展に貢献する決意を示した。

具体的な取り組みとして、アニメ作品の舞台を巡る「聖地巡礼」を通じた地方活性化や、よみうりランドなどグループ施設とのコラボレーション企画、さらに優良作品の海外展開を検討していることを明らかにした。

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3社連携による新事業展開

読売テレビの松田社長は「単独ではできない新しい事業に3社で取り組みたい」と述べ、グループ内のシナジー効果に期待を示した。YTEの梅田社長は「人員の拡充を急速に進めたい」と語り、制作能力の強化を急ぐ方針だ。

YTEはこれまでアニメの企画・制作を手がけてきたが、今回の子会社化により、読売新聞グループは基幹8社体制へと移行。読売テレビは引き続きYTE株式の30%を保有し、既存のコンテンツ制作業務やYTEとの連携は維持される。

アニメ文化のさらなる発展へ

安部副社長は「誇るべき日本のアニメ文化のさらなる発展に尽力していきたい」と語り、グループ全体でアニメ産業を支援していく姿勢を強調した。今回の買収により、読売新聞グループは新聞、放送に加え、アニメコンテンツ分野でも存在感を強めることになる。

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