トヨタ自動車の2024年上半期(1~6月)の世界販売台数が前年同期比5%増の約520万台となり、特に北米と欧州で20%増の大幅な伸びを示した。ハイブリッド車(HV)の需要拡大がけん引役となっている。
地域別の販売動向
北米市場では、HVモデル「RAV4」や「カムリ」の販売が好調で、全体の販売台数は約120万台に達した。欧州でも「ヤリス」や「C-HR」のHVが人気を集め、約60万台を記録。一方、日本国内は微増にとどまったが、アジア市場では中国での競争激化により販売が減少した。
HV需要の拡大
トヨタはHVのラインアップを拡充しており、2024年には新型「プリウス」や「クラウン」のHV版を投入。燃費性能の向上と価格競争力が消費者に支持され、販売増に貢献している。また、電気自動車(EV)の販売も徐々に伸びているが、依然としてHVが主力である。
トヨタは2024年通期の世界販売目標を1050万台と設定しており、下半期もHVを中心に販売を強化する方針。特に北米と欧州では、環境規制の強化に対応したHVの需要が引き続き拡大すると見込んでいる。



