開幕まで1カ月となった愛知・名古屋アジア大会に向け、日本選手団の結団式が19日、東京都内のホテルで行われた。開会式で旗手を務めるレスリング女子57キロ級の藤波朱理(レスター)が力強く決意を述べた。
「苦しいこと、悔しいことを乗り越え、それでも挑戦を続け、この舞台にたどり着いた仲間とともに大会を迎えられることを誇りに思う」
五輪金メダリストが階級転向後に挑む初の国際舞台
53キロ級で前回杭州大会を制し、パリ五輪でも金メダルに輝いた女王は挑戦の最中にいる。五輪後に57キロ級へ転向。自ら動きポイントを取りに行く攻撃的なスタイルは曲げず、1つ上の階級で闘うためのフィジカル、技術を磨いてきた。アジア大会はシニアでは転級後初の国際舞台だ。
「57キロ級はアジアが強い。チャレンジャーとして挑みたい」。まずはアジア大会で2階級制覇を果たし、ロス五輪へつなげる決意だ。
地元・三重県から応援団が駆けつける
出身は愛知県の隣の三重県。中学時代の教員や友人が駆けつける。「旗手としての誇りと責任を持って、自分らしく攻めに行くレスリングをして優勝したい」。藤波が登場するのは閉会式前日。大会の〝顔〟にふさわしいメダルで締めくくる。



