ダイハツ7代目ムーヴ発売1年で13万7873台、軽自動車市場で復活成功
ダイハツ7代目ムーヴ発売1年で13万7873台、復活成功

ダイハツ工業の新型「ムーヴ」(7代目)が2025年6月の発売から1年を迎え、累計販売台数13万7873台を記録した。従来のファミリー層向けイメージを刷新し、スライドドアを採用しながらも幅広いユーザーをターゲットにした戦略が功を奏し、軽自動車市場で存在感を強めている。

新型ムーヴの販売実績:発売1年で13万7873台

発売当月の2025年6月には前年同月比352.4%の1万2765台を販売し、軽自動車販売ランキングで2位に食い込んだ。同年10月には月間1位を獲得。その後も月間1万台以上をほぼ維持し、2025年通年では12万2349台を売り上げ、N-BOX、スペーシア、タントに次ぐ4位となった。タントとの差は2000台強で、ライバルのワゴンR(6位)には大差をつけている。2026年に入っても勢いは衰えず、1~3月は1万台以上、4月と5月はやや減少したものの8000台レベルをキープ。2025年6月から2026年5月までの1年間で13万7873台を達成し、ダイハツのスーパーハイトワゴンであるタントを上回る同社最多販売車種となった。

デザインとターゲット戦略の転換

7代目ムーヴは、それまでのムーヴカスタムに代わる「RSグレード」を設定し、デザインを一新。スライドドアを採用しながらも、強いイメージを与える外観とし、従来の女性ユーザーやファミリー層に限定しない幅広いユーザーを志向した。モータージャーナリストの鈴木ケンイチ氏は「伝統を重んじて従来路線を守るのではなく、スライドドアなのにファミリー層に限定しない新たな活路を切り開く姿勢」と評価している。

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軽自動車市場でのポジション

発売時期が6月だったため2025年前半の数字は低かったが、それでも年間4位を確保。2026年には軽自動車ランキングでN-BOX、スペーシアに次ぐ3位に浮上する可能性も見える。新型ムーヴの成功は、ダイハツのラインアップ再編にも影響を与えており、同社の軽自動車戦略の核となりつつある。

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