リーディングマークは7月29日、「2028年卒 夏期 統合版/就職人気企業ランキング」を発表した。調査は2026年4月~7月、旧帝大早慶層(東京大学、一橋大学、東京科学大学、早稲田大学、慶應義塾大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、九州大学)の2028年卒業予定者2,069名を対象に、同社主催の合同説明会およびインターネットで実施された。
トップ5は総合商社が独占、順位変動も
2028年卒夏期の総合ランキングでは、1位三菱商事(前年1位、得票率21.17%)、2位伊藤忠商事(3位→2位、19.09%)、3位三井物産(2位→3位、17.11%)、4位住友商事(4位、13.05%)、5位丸紅(5位、12.90%)と、前年と同じ5社がトップ5を占めた。伊藤忠と三井物産が順位を入れ替えたほか、豊田通商(41位→21位)、双日(37位→22位)、兼松(52位→37位)も順位を上げた。
総合デベロッパーも人気で、6位に三菱地所(前年8位)、8位に三井不動産(同7位)がランクイン。10位には三菱UFJ銀行(同13位)がトップ10入りした。
コンサル人気は後退、業界別では総合商社が圧倒的首位
一方、コンサルティング・シンクタンクはシェアを大きく落とした。野村総合研究所(9位→11位)、PwCコンサルティング(16位→24位)、アクセンチュア(19位→29位)が得票割合を低下させている。
志望業界では「総合商社」が35.1%(前年35.4%)で1位。次いで「コンサルティング・シンクタンク」が19.4%(前年23.0%)で2位だが、前年よりやや低下した。3位「食品」(16.5%)、4位「不動産」(15.7%)と続く。
得票率の上昇が大きかった業界は、不動産(13.0%→15.7%、+2.7pt)、地銀・その他金融(6.0%→7.7%、+1.7pt)、電力(6.8%→8.4%、+1.6pt)、政府系金融(6.2%→7.5%、+1.3pt)。下落が大きかったのは、コンサルティング・シンクタンク(23.0%→19.4%、-3.6pt)、IT(14.7%→12.5%、-2.2pt)、電子・電気機器(13.1%→11.2%、-1.9pt)。
希望年収は平均946万円、キャリアゴールは「安定」にシフト
学生の30歳時点での希望年収は平均946万円で、前年(895万円)から51万円増加。1,000万円以上を希望する割合は43.3%(前年38.8%)に上昇した。
キャリアゴール(複数選択可)では「安定の実現」が44.2%(前年41.7%)で最多となり、前年トップだった「ワークライフバランス」は46.3%から40.5%に低下した。
就職先に求める魅力(トップ10)では、「将来的な高所得の見通し」が1位を維持した一方、前年6位の「企業の強い社会的責任感(企業の評判とイメージ)」が2位に急上昇した。



