徳島の最低賃金1103円に57円増、審議会が答申 11月1日適用へ
徳島の最低賃金1103円に57円増、審議会が答申 11月1日適用へ

徳島地方最低賃金審議会は24日、今年度の最低賃金(時給)を現在の1046円から57円引き上げ、1103円とするよう亀井崇・徳島労働局長に答申した。国の示す目安の56円を1円上回った。適用は11月1日からになる見通し。

審議会の経緯と採決

審議会専門部会は7月30日から計4回開催された。一昨年度に全国で過去最大の84円、昨年度に66円と大幅な賃上げが続き、労働者側は今年度も当初75円を要求。折り合わず61円に引き下げたが、使用者側は国の目安額を譲らなかった。

この日の部会でも溝は埋まらず、公益代表委員が5.45%増の57円とする案を示し、採決で賛成多数を得た。

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関係者の受け止め

審議会の段野聡子会長(徳島大教授)から答申文を受け取った亀井局長は「持続可能な賃上げのため、徳島にとってより良い最低賃金を示していただいた」と述べた。

労働者側の辰巳明宏委員(UAゼンセン県支部)は「目安から1円の上積みは評価するが、発効日が(一般的な10月より遅い)11月となったのはあり得ない」と不満を口にした。一方、使用者側の脇田亮委員(県経営者協会専務理事)は「物価上昇で(賃上げをするには)経営環境は厳しい。準備期間を考慮して11月からとなったことは評価したい」とした。

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