愛知県経営者協会は、2026年春闘の最終集計を発表した。会員171社の妥結額は、前年より104円増えて月平均賃上げ額は1万4755円となり、記録が残る1985年以降で最高となった。
企業規模による格差
企業規模別では、従業員1000人以上が5.19%増なのに対し、300人未満は3.88%増と、違いがあらわになった。
業種別の状況
業種別では、運輸業が1万1464円(4.17%増)、非製造業全体が1万2880円(4.41%増)にとどまり、製造業の1万5492円(4.97%増)を下回った。
人手不足を背景とした防衛的賃上げ
賃上げで考慮した要素(複数回答)は「人材確保・定着」が114社で最も多く、「業績」97社、「世間相場」95社が続いた。同協会は、人手不足に対応した防衛的な賃上げが続いたとみている。その上で「物価上昇と人材確保に向けた継続的な賃上げには、生産性向上が重要だ」としている。



