欧州投資ファンド「EQT」とLINEヤフー陣営によるカカクコムの買収合戦で、カカクコムの大株主である香港系投資ファンド「オアシス・マネジメント」は19日、1株3640円を下回る株式公開買い付け(TOB)は支持しないと表明した。オアシスの意向を受け、両陣営がTOB価格をさらに引き上げる可能性が出てきた。
オアシスの保有株と要求
オアシスはカカクコム株の19・5%を保有する。オアシスはカカクコムに対して、EQTによるTOBへの賛同を撤回するか、TOB価格を3640円以上に引き上げるようEQTに要求することを求めた。
両陣営のTOB状況
飲食店情報サイト「食べログ」などを手がけるカカクコムに対し、EQTは27日を期限に1株3570円でTOBを実施している。
一方、LINEヤフーは米投資ファンドのベイン・キャピタルと共同で、カカクコム大株主のKDDIの協力が得られた場合は3640円、そうでない場合は3520円でのTOBを計画している。



