ゆで太郎が50円引き券を使わない理由…創業5年目から続ける無料クーポンの狙い
ゆで太郎が50円引き券を使わない理由…無料クーポンの狙い

そばチェーン「ゆで太郎」の名物の一つが、無料クーポンだ。池田智昭社長は「創業5年を迎えた2009年に始めた企画で、当初は年1回だけのつもりだったが、好評だったため現在は年4回実施することになった」という。

価格はコストではなく「価格ありき」で決める

池田社長は、価格はコストを積み上げて決めるものではないとし、「先に価格を決める。そして、その値段で提供するために何を工夫するかを考える。つまり、ゆで太郎の商売は『価格ありき』です」と説明する。

価格基準は、朝は500円、昼は800円台、夜は特に上限を設けていない。朝はモーニングが500円で食べられ、昼は900円台のメニューを日替わりで「得ランチ」に設定し、100円引きにして800円台に収めるという。

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定番4メニューの最低価格は3年間維持

朝セット、もりそば、かけそば、かき揚げそばの最低価格は、この3年間ほとんど維持してきた。原材料費も人件費も上がっており、経営としては決して楽ではないが、この価格だけは守りたいとしている。

3年値上げしていないことは誇りではあるが、今の価格が安いとも思っておらず、「むしろ、上がってしまったな、という申し訳ない感覚の方が強い」と語る。毎年の価格改定の対象から、この4つだけは外して死守してきた理由は、「その価格で提供したいから」だという。

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