会議で「A案かB案か」と議論がこじれるのは、時間のムダになりがちだ。要領のいい人は、どのように会議を進めているのだろうか。作家で講演家の岡崎かつひろ氏は、著書『要領のいい人が最初に考えること』(三笠書房)の中で、スケジュールに「逃げの時間」を確保する重要性を説いている。
「逃げの時間」は予定に保険をかける行為
突発的な事項は「起きるもの」として考えておくと、ストレスが大幅に軽減される。そして、逃げの時間を最初から確保しておけば、そうした突発事項を吸収できる。つまり、逃げの時間は「予定に保険をかける行為」なのだという。
保険があると人は大胆に動ける
保険があると、人は大胆に動ける。逆に、保険がないとあらゆる行動が慎重になり、挑戦すらできなくなる。だから要領のいい人は、日常の中に小さな逃げ時間をちりばめているのだ。
ちょっとした隙間時間を作って逃げ時間を仕込むことで、日々のストレスが雪だるま式に膨らむのを防ぎ、安定してパフォーマンスを発揮できるという。
逃げる時間を作れる人は逃げなくて済む
最後に、覚えておいてほしいことがある。「逃げる時間を作れる人は、逃げなくて済む人になる」ということだ。逃げる時間を持っているからこそ、重要な場面で踏みとどまり、集中し、冷静でいられる。逃げの時間とは、弱さではなく、周りからの評価を上げるための仕組みなのだ。
だから今日から、自分のスケジュールに「逃げるための30分」を入れてみてほしい。その30分が、1日をより効果的にしてくれるはずだとしている。



